2020年11月12日
たぁ~坊との日々 Vol.52 ~ランサー たぁ~坊 初陣レポート・その3~
今日は、⑥~⑩に関するボクの感想です。
①~⑤は、実際のRIDE前のたぁ~坊の様子が中心でしたが、⑥~⑩は、実際のRIDEがどうだったか?
と、いうことです。
⑥ゼッコ6段変速ギアの状況…ゼッコ6段変速ギア、なんて、誰もご存じないと思います。アッシが勝手に
つけた名称。要は実戦中に、ゼッコのみで速歩のスピードを6段階に変速できるか?ということです。
1速:時速約8Km~6速:時速22Km以上 と、時速2~3㌔刻みで歩度の伸び詰めを調節します。
加速はゼッコで、減速はボイスキューで伝えます。
Stage1は1速~3速中心で。ただ、第一防火帯は部班を崩し、4速:時速15Kmまで追ってみました。
Stage2は3速~5速中心に、棒道の下りを利用しながらトップギアにも何回か入れてみました。
33㌔程度(棒道の途中)までは、いい感じで反応していましたが、
その後、脚のサポートが必要になりました。この辺が、彼の現在の限界だったと思われます。
スピードが乗ってくると、頭頸が程よく下がっていき、ハミにいい感じで乗ってきて、
ストライドがビュンビュン伸びていく感じでした。
⑦車線変更脚への反応…左右への誘導は、馬場で乗っている時より脚のみでよく反応しました。
ハザードを避けるための1~2m程度の寄せは、そこそこの速度の速歩でも問題なかったです。
⑧下肢の耐久力…装蹄師さんから、靱帯が弱い可能性があるよ、と言われていたので、
下肢がどの程度のプレッシャーでどの程度どうなるか?彼の現状の限界を知るためには、
限界まで追い込まないとわからないので、Stage2は結構追い込みました。
⑥でも分かった通りStage2後の歩様検査では、歩様の乱れを指摘されました。
ベスコン審査までの時間は、下肢のリカバリーに専念しました。
⑨心拍数の変化…心拍計をつけては走行しなかったです。ただ、ゴール後の心拍数は、予想より
落ち着くのが速かったです。最終心拍44は、いい意味で予想外でした。
⑩全体的な疲労蓄積度…Stage2で追ったので、流石に少々お疲れの様子。
ゴール1時間後のベスコン審査は、ガンバってパフォーマンスしてくれました。
こずんでいた歩様の乱れも、多少は改善されたようです。
夕方は馬房でボーっとしたり、ウトウトしたり。彼の全力を出し切ったかな?
現状での精一杯のパフォーマンスが出来たし、アッシも現状把握が出来て上出来なRIDEでした。
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